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事例048 先を読む

ある自治体の関係者の話です。

「十数年前から介護予防の取り組みを始め、地域の方に集まっていただく予防教室を始めたのですが…高齢者は増えているのに、教室に参加する人がだんだん減っているんです。そして、その理由として“介護予防”、“介護”という言葉自体に抵抗を感じるという意見があるんです。」

確かに、今はスポーツジムやカルチャーセンター、カラオケボックスなどで開催している健康増進に関しての様々な種類の教室、サークルが力を発揮していて、話題になっています。

若者から年配者までが出入りできる場所で、しかも健康の維持向上や趣味の継続、コミュニティづくりが出来る場所があったら、あえて年齢を意識することなく、そちらに足を運びたくなりますよね。

老いや介護をあえて前面に押し出さずとも、日常生活の中の地域資源を活用しながら、自然とこれからを意識出来る工夫が今は必要になってきているような気がしています。


『おばあちゃんと呼ばれたくない。』
『意識から若々しくいたい。』


高齢者の増加、趣味嗜好の多様化、デジタル化など常に変化する世の中。
10年、20年先に何が人々にウケるのか。
企業の商品開発などは、もっともっと先を読んで開発をしていると聞いたことがあります。
介護の世界も“高齢者のもの”という枠を超えて、世の中を読む力が必要になっている気がしています。


自治体の介護予防事業も、世の中の動きを見ながら変化させていくことが出来たら、参加者減少の問題も解決するかもしれませんね。

Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  26 2015 10:15
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