介護デザインプロジェクト

このブログでは、
介護の現場エピソードや、現在の社会問題について情報を発信していきます。

カゾクロ オンラインショップ

事例256 運転免許の更新会場に来ていた高齢男性

18ab23a6b345afbf8ddceff885cd03d5_s.jpg
先日、運転免許の更新に行ったときのことです。
平日の昼間に行ったため、周りの人は比較的年齢層の高い人が多かったような気がしました。

更新会場に行くと、受付、更新料の支払い、記載事項の確認、写真撮影、講習と順番に指示を受けて進んでいきます。
受付の際、私の前に並んでいたのは、60代~70代くらいの男性でした。

案内係の女性に親しげに話しているのが聞こえました。
「また来ちゃったよ。今日は忘れずに持って来たから。」
どうやら、昨日来たのだけど、何か必要書類を忘れて今日また来た、という感じでした。

受付をすませると係りの人から、
「後ろの記入台で用紙に更新内容の記入をして何番の窓口まで行ってくだい。」と、指示されます。

その男性は、「はいはい。」と軽い返事をしていたのですが、記入台を通り越して、そのまま言われた番号の窓口へ歩いていきます。
途中、案内係の人に「用紙は?」と聞かれ、「あれ?これ書くの?」と全く受付の人の指示を聞いていなかったように話をしています。

用紙を書き終え、記載事項内容の確認が終わり、次は写真撮影です。
「写真撮影ですが、順番にお呼びしますので、後ろの椅子に座ってお待ちください。」
男性はまた「はいはい。」と軽い返事をしていましたが、呼ばれるのを待たず、写真撮影の列にそのまま並んでしまいました。

また別の案内の人に、「順番にお名前をお呼びするので、お席でお待ちください。」と言われ、「あ、そうなの?」と列から外れました。
待っている間も、周囲をキョロキョロ見回したり、貧乏ゆすりをしたり、とても落ち着かない様子でした。

一連の流れだけで判断してしまうのでは良くないことだと思いますが、年齢、手続きの際の行動、待っている際の落ち着かなさなど、見ているこちらが「この方は運転は大丈夫なんだろうか?普通に更新をして帰るのだろうか。」と心配になってしまいました。

最後に受ける講習は、どの程度の違反が何回あったかで講習時間が変わるのですが、その男性は最長2時間の違反者講習の部屋に入っていったようです。
なんだか、ますます心配してしまいました。

ふとした会話の理解力、日常的な行動の判断力、そのような部分から運転の心配をできるのは、やはり家族なのかな、と思います。
年末年始、実家で家族と過ごしたという方も多かったのではないでしょうか?親の姿を見て、元気だけどやっぱり歳をとったな…そんな風に感じる場面もあったのではないかと思います。

車の運転だけではなく、年齢を重ねる事によるふとした気づきを流してしまうのではなく、家族だからこそ気がついて心配してあげることが出来るということを強みに、そこから「家族力」を高めることができたら最高ですね。


Posted by おこないちかこ on  | 0 comments 

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。