介護デザインプロジェクト

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介護の現場エピソードや、現在の社会問題について情報を発信していきます。

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事例232 機械化を想定した対応力

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先日、新幹線の切符を駅に買いに行った時のこと。

自動券売機の前には若い駅員さんが立っていました。
いつもいないのに珍しいな…そう思っていると、私の後に60代前後の女性が入ってきました。
その女性は当たり前のように窓口の方へ行き、「○○日、○○行きの新幹線の指定券が欲しいのですが。」
と、相談していました。

すると窓口の駅員さんが、「それなら自動券売機で買えますから。」と、券売機の前にいる若い駅員さんを呼びました。

私の隣の券売機で、若い駅員さんが女性に丁寧に購入の仕方を教えてきます。
行き先、乗車券と指定券の買い方、往復の買い方、時間や座席の選び方…
女性は、「これ、次は一人でできるのかしら?」そう言って教えられるがまま画面のタッチボタンを押していっているようでした。

若い駅員さんは、「券売機でも買える方が増えてくれると私たちも助かります。と冗談交じりに話していました。」

ふと窓口の方を見ると、以前は5〜6個あった窓口が、2つになっているの気にがつきました。

実際、全国的にみどりの窓口は縮小傾向にあるそうです。
自動券売機のように機械化されていたり、スイカのようなICカードが使えたり、携帯のQRコードを改札口に読み込めば乗車できるようにもなっているようです。

人材不足による、様々な業務の機械化はますます加速します。

ここで問題なのは、機械化についていけない人が生きにくさを感じないような社会を作って行くことだと思います。特に、年配者にとっては大きな問題のようです。

私の母が先日、宅急便を出そうと営業所へ行ったら、いつもの送り状の紙ではなく、当たり前のようにタッチパネルの機械を目の前に出されて、「こちらからどうぞ」と言われたそうです。

何でも送り状がなくても、端末の入力フォームに送り先などを設定すれば、送り状を作ってくれて、その履歴などが残るため、次回の出荷の時にも簡単に荷物が送れるのだそうです。

スマホやパソコンを触ったことのない母にとって、説明されてもまるで「ハテナ?」で、結局、いつもの送り状を用意してもらって、それに手書きで書いて出してきた、と言います。「なんか、恥ずかしかった。」と言って教えてくれました。

少し話はズレるかもしれませんが、祖母が生きていた頃、スーパーやショッピングモールに買い物に行くと、トイレに入っていつも怒っていました。
昔のようにレバーで流すタイプのトイレは減ってきていて、ボタンや手をかざすタイプに変わってきてました。
「全く今のトイレは、どうやって流したらいいのかわからん!」とブツブツ言いながら、緊急ボタンを押してしまい、母に怒られていたことを笑い話で思い出します。

以前、「介護にAI」の話もこのブログでしましたが、人材不足が問題視されるこれからの時代は、機械化を想定してそれに慣れて行く対応力と、進化をしっかりフォローアップできる環境が必要なようです。
Posted by おこないちかこ on  | 0 comments 

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