介護デザインプロジェクト

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事例221 お彼岸の理由

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先週はお彼岸でしたね。

皆さんは、お彼岸の意味を知っているでしょうか?
施設のおばあちゃんが、その意味を教えてくれました。

おばあちゃん
「『彼岸』の時期は年2回、太陽が真東から真西に沈むでしょう。昔の人はね、その西に極楽浄土があるって思っていたのよ。西があの世、東がこの世と思うと、彼岸はあの世とこの世が一番近い時で、想いが通じやすくなる時ってことね。そんな時に、ご先祖様の供養をすることで、自分も極楽へ行けるようになるってことなのよ。

ちなみに、秋に咲く花で彼岸花ってあるでしょ。お彼岸の時期に咲く花。昔はよく墓地なんかに植えられていたんだけど、なんでか知ってる?
彼岸花って毒があるの。昔は土葬だったでしょう、遺体を土の中の生物たちに荒らされないように、彼岸花を植えたんだって。先祖の遺体を守っていたのね。」

日本にはいろんな伝統行事がありますが、意外と良く知らないまますぎでいるものがあ多くある気がしています。意味を知ると、より理解が深まりますね。


私は2人姉妹で、どちらも嫁に行っています。
母の心配事の一つには、「私が死んだら誰がお墓を守ってくれるのだろうか」
という心配があることを、カゾクロをやっている時に知りました。

そういえば、お墓参りに行った際に、整理のされていない無縁仏であろうお墓を見るたびに、
「こういう風になったら悲しいわね。誰もお墓を見る人がなく、いずれは誰のものか分からなくなり、処分されてしまうようなことだけは嫌だな。」母がそうつぶやいていたことを思い出しました。

施設のおばあちゃんからお彼岸の理由を聞くまでは、そういうことは家族の誰かがやっているだろう、ぐらいにしか思っていなかったのですが、理由を知ってからは、実家にお花を送るようにしています。

「あんたもこういう事を考えてくれるようになったのね。」
母はそう言います。

「後のことは大丈夫だよ」と言葉にするのは少し気恥ずかしいので、行動で現せたらと思っている所です。

皆さんは、どんなお彼岸を過ごしましたか?
それぞれの家庭によって、何を大切にしているかは違うと思います。
忙しい毎日の中ですが、もしご家族がお彼岸を大切に考えているとしたら、年に2回、ご先祖に思いを馳せる時間があってもいいのではないでしょうか?
Posted by おこないちかこ on  | 0 comments 

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