介護デザインプロジェクト

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事例218 両親が元気すぎて切り出しにくい

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先日、ある講演会で「介護が始まる前にできること」というテーマで話をしました。
講演後、見にきていた女性からこんな話を聞きました。


女性
「今日のお話良かったです。やはり、元気なうちに行動しておかなければいけないことって、沢山ありますよね。
実は、主人の両親が、もうどちらも80歳を超えていて、これからを考える時期になっているのですが…あまりにも元気すぎて。こちらからもしもの話っていうのは話しにくいんです。

でもやっぱり、こちらとしては、急に何かあっても私たちも急には動けないし…。どうしたらいいかなって思っているところなんですよ。気にはなっているけど、やっぱりこちらからは切り出しにくいんです。」

確かに、これまでもこのような悩みを子供世代の人からいくつか話をもらっていました。
・まだそんな話をするほど老いぼれていない、と機嫌を損ねられた。
・あんた達には迷惑かけないから、気にしないで。と話が終わってしまった。

など、様々です。
話し方もあるでしょうが、「もう歳なんだし」「何かあったら私たちが困るから」などの切り出し方をしてしまうと、傷つけたり、機嫌をそこれられたりすることが多いようです。

では、どんな話し方をしたら良いのでしょうか?
それにはいくつかの方法があります。


・率直に心配している、ということを話す
親の方から、「歳だから」という言葉が出てきたときや、体調不良を感じているような言葉が出たときなどをきっかけに、「体調はどう?体のことで気になっていることはある?」などと切り出し、心配している思いやりの気持ちを伝えてみると、ありがたい、という気持ちになって、今後の話もしやすくなるかもしれません。


・知人や聞いた話などから切り出す
「ご近所の〇〇さんのお父さん、最近デイサービスに通い始めたらしいよ。毎週楽しみにしてるんですって。」などと、近しい人の現状から「もし歳をとったらデイサービスとか使って見たいと思う?」などという聞き方をしてみると、老後の暮らしをどう思っているのか、などを知ることができるかもしれません。


・「自分のこれから」から切り出す
「子供が小さいうちは今の場所に住んでいるけど、手がかからなくなったら、実家の近くにきても良いな、とも思っているよ。近くにいたほうがお互い安心かな、と思って。」
「家も建てたし、できれば自分の老後まで今の場所で暮らして行きたいと思っているよ。10年後、20年後のことって考えたりしてる?」
などと、自分たちが今後の暮らしにどんなビジョンを持っているのかを知ってもらうことから、話を切り出してみます。
すると、子供達もしっかり今後について考えているんだな、自分たちのことも少し話してもいいかな、という気持ちになってくれるかもしれません。


親との関係性、話すタイミング、話し方など、一概にそれでうまくいく、それではダメ、というものはありません。
できれば、一気に聞き出そうとするのではなく、一つづつ時間をかけて気になっていることから聞いていく。そして出来るならばそれを記録に留めておくと、確実なものになっていくような気がします。


私がオススメしている「カゾクロ」は、そのような家族のこれからも書きとどめておけるものになっています。
ぜひ、こちらから詳細をご覧ください。
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もう少しで、年号が変わりますね。
10連休の予定もそろそろたて始めるころではないでしょうか?
歴史的な瞬間に、ぜひ、家族との思い出の時間を作ってみてはいかがでしょうか?

家族の思い出話をしながら、楽しい雰囲気の中で、自然と未来の話もできると最高ですね。
Posted by おこないちかこ on  | 0 comments 

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