介護デザインプロジェクト

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事例214 在宅介護のトイレ事情

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父親をデイサービスに通わせているご家族に「在宅介護で一番大変な事はなんですか?」という質問をしてみました。
答えは「排泄介助」でした。

ご家族曰く、
「寝たり起きたりすることや、食事とかお風呂とか介助しなければいけない行動はたくさんあるんだけど、ある程度自分たちが時間を調節することが出来ます。

しかし、排泄介助は待ったなし。
なるべくおむつなどを使いたくないと思い頑張るけれど、そうなると、そのときすぐに介助に向かわなければならない。昼間ならまだいいのだが、夜中も起きなくてはいけない。

ポータブルトイレを使用するなど工夫したり、ゆくゆくはおむつを使用することになるのだけれど、排泄物の処理というものはあまり気持ちの良いものではなく、介護で何が大変か、と言われると一番は「排泄介助」だとおもいます。」

排泄介助は排泄物を処理することだけでなく、臭いの対策や、その後のトイレの掃除、オムツやパットの廃棄、汚物で汚れた衣類の洗濯など、様々やることがあります。

出来るならばあまり手間をかけずに、気持ちよく全てを終えたいものです。

「トイレ」という事だけに限って話をすると、まず思い浮かぶのはポータブルトイレです。
ポータブルトイレは、デザインや機能などが様々あります。プラスチックのものから、木製、金属製、スチール製など、それぞれに安定感や重量の違い、高さ調節ができたり、暖房便座になったり、様々な違いを、値段とともに見比べてみると良いと思います。

また、受けバケツを処理しなくても済むように、バケツに処理袋をセットして簡単に汚物を処理できて、しかも廃棄が楽な処理袋も販売されています。

最近では、水洗式のポータブルトイレもあります。
臭いが気にならない、後始末が不要、移動も可能で後付できる。
通常タイプのポータブルトイレよりは、費用は掛かりますが、介護の時間と手間などを考えると、オススメできます。

様々なタイプがありますが、参考までにTOTOさんの機器をご紹介します。
https://jp.toto.com/products/ud/bedsidetoilet/

通常のトイレにも、座面の高さを上げるための補高便座や座り心地の良い柔らか便座、電動でリフトアップする便座など、本人や介助者の為に設置できる商品があります。
機器の購入や住宅改修に当たっては、介護保険制度にて支給金がある場合がありますので、ケアマネージャーさんなどに相談してみると良いと思います。

在宅介護においては、本人の暮らしの安心安全とともに、家族の介護にかかる時間をいかに有効に使えるか、を考えなくてはいけません。

排泄介護は最も苦労すると言われています。
最新の情報をしっかりキャッチしておきたいですね。


Posted by おこないちかこ on  | 0 comments 

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