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事例206 お正月の今と昔

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今年も後少しになりました。
そんな話を施設のおばあちゃんにすると、お正月の思い出話をしてくれました。
おばあちゃん
「早いもんだね、もういくつ寝るとお正月だ!
私が小さいときは、お正月はみんなで可愛いおべべ着てさ、それが楽しみだったもんだよ〜。
兄弟や親戚がいっぱい集まって、子ども同士で羽根つきしたり、百人一首やったり、楽しみだったね〜。

今の子ども達は、羽根突きや百人一首なんかやらないでしょうね。だいたい、今は正月に着物着る家なんてないし、家族もそんなに集まらないでしょ。時代が変わったね〜。でも私たちの世代からすると少し寂しい気がするね。」


そう言われて、ふと私の小さい頃を思い出してみると、お正月は必ず親戚が実家に集まってきて、年に一回特別に出す大きなテーブルの上に、フルコースのように豪華な食事が並んで、レコード大賞や紅白歌合戦を居間のテレビでみんなで見ていました。

若いアイドルが歌い始めると、「最近の若いもんの歌はよくわからんね〜村田英雄みたいないい歌手は出ないのか…」と祖父がボソッと言いながら居眠りするのが毎回で、それを見てみんなでクスクスと笑うのが定番でした。


今考えて見ると、そう言う時間がいい思い出だったな、と感じます。

あれから20年近く経って、祖父母は亡くなり、兄弟や従兄弟達もみんな大きくなって、働き出したりそれぞれに家庭をもったりして、それぞれの環境は変わりました。


お正月は、仕事だったりそれぞれの家庭で過ごすことが多くなり、全く集まることがなくなりました。
たまたま帰る事が出来た兄弟や親戚がいても、家族の中で見たいテレビが違うため、居間では母が紅白歌合戦を見ていて、若者達は食卓でお笑い番組を見ていて…と言うように、一緒の家にいながらバラバラの時間を過ごしているのでした。

確かに、私の小さい頃から考えて見ても、だいぶお正月の過ごし方が変わった気がしているので、おばあちゃん達からすると、さみしい気持ちになって当然な気がします。


皆さんの中にも、変わって行く時代の中で家族で過ごしてきた思い出をたどって見ると、あの時は良かったな…と感じる思い出があるのではないでしょうか?


私がおすすめしている、家族年表を作るノート「カゾクロ」の体験者の中にもこんな話があります。
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『年表を作るために家族と話していたら、忘れていた思い出を思い出して、また皆んなで集まりたいね、と言う話になった。』
『昔の話をしていたら、親がアルバムを持ってきて、皆んなでそれを見ながら懐かしんだ。』

昔の事を振り返る機会があると、意外な家族のエピソードや、忘れかけていた想い出を共有できるなど、とても有意義な時間を過ごせたという声が多く寄せられています。

皆さんはお正月、どのように過ごしますか?
ぜひ、この年末、皆さんも思い出を振り返って見る機会を作って見てはいかがでしょうか?
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  06 2018 08:00
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