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事例199 人材不足 地方の魅力

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先日、主人の実家に帰省しました。
電車が2時間に1本程度の田舎町です。
車で駅前を通り過ぎると、田舎町の変わらない景色の中に、一際目立つ、真新しい大きな建物が建っていました。

老人ホームのようでした。
義父に話をすると、色々と教えてくれました。
「あの施設は、特別養護老人ホーム(以下、特養)だよ。
元々あった施設が古くなったから、新しくしてあそこに移転したんだよ。
ベッド数を増やして、今年の春に建ったばかりなのに、もう満床。
この町の特養の待機人数は100人を超えているみたいだよ。

お前たちも見てわかるだろうが、この町に新しく建つ建物といえば、介護施設ばかり。年寄りが多いからいいだろうと思うかもしれないけど、今度は働く人が居なくて困ってるんだよ。

町では、移住してきたり、この町で働いてくれる人に補助を出したりして、色々対策をしてはいるんだけれど。こんな田舎に来てくれる人はなかなかいないよね…。」


地方の現状は切実でした。
町は高齢化が進んでいて、都市のような活気はありません。


雄大な自然に農作物、美味しい海産物があり、広大な海に砂浜が広がる長閑な町ですが、
いざ実際に自分達が移住することを考えて見ると、自然や食べものは二の次で、以下のことが気になってしまいます。

魅力ある仕事があるのか。
子育てや介護はしやすいか。
気候は暮らしやすいか。

主人の田舎の町では、
家賃が2万円〜で、家族でも十分な広さの若者定住促進住宅
子ども3人目は30万円の子育て支援金(1人目は3万円と食器など)
高校生まで使える医療費の助成
低所得者の高齢者向け給付金

など、様々な仕組みがありました。
実際に移住する事を考えてみなければ、制度のことは知らないものです。

地方でも都市でも、暮らしていく上でのメリットとデメリットはあります。
人それぞれ、感じ方は違うと思いますが、やはり「仕事、子育て、介護」におけるメリットがしっかりしていると、その土地の持っている魅力にプラスして住みやすさの魅力が増す気がしています。

また、田舎にいても、都市と同じくらいの仕事(内容や給料など)ができるなど、都市の良さと田舎の良さをしっかりと結び付けられるような制度や取り組みが出来れば、さらに人が移動し易くなるのではないかとも思います。
皆さんの田舎では如何でしょうか?

もしも、いずれ田舎に帰るかもしれない。また、そう言う選択肢があるという方は、事前にその街の現状を知っておくことをオススメします。
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  18 2018 08:00
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