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事例186 お祭りへ行こう

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ある施設のご近所には、商店が並ぶ有名な通りがあり。
年に2回くらい歩行者天国になって出店が出たりして、ちょっとしたお祭り気分を味わえます。
人ごみで自由に歩けないほど人出があるのです。

入居者を連れて歩いていた時のことです。
おばあちゃんがぽろっと言いました。

「すごい人ねー、しかしお祭りって不思議だわね。こんなに人が集まるんだから。」

確かに改めて考えて見ると、老若男女、様々な人が、一気に集まることってあまりない気がします。でも、お祭りとなると、本当に沢山に人たちが集まります。


おばあちゃんの話を聞きながら周囲に目をやってみると、
普段は関わることが無いであろう商店にも、学生たちや親子連れが集まっています。


例えば、
氷屋さんがかき氷のお店を出していたり。
お豆腐屋さんでドーナツや焼きたてパンをだしていたり。
街の何でも屋さんのスペースで地域の茶道部の学生さんがお茶をふるまっていたり。
電気屋さんやお花屋さんでゲーム大会をやっていたり。

普段通っている私達でさえ、あれ、こんなところにこんなお店があったんだ…と新たな発見があったりします。

またおばあちゃんがいいます。
「こうやって若い人達に活気があると、地域も盛り上がるわよね。近所のおじさんおばさん達の商売を見たり、自分の町にはこんなお店があるんだっていうのを知ることもいい事だと思うね。昔は町内ごとにこんなのがあったりしたけど、きっと今は少なくなってるんだろうね。」

こういうお祭りの機会を利用して、地域や世代間の交流、また、我が街の再発見ができるという事は地域コミュニティの活性に役に立っているのだとも思います。

おばあちゃんもまた、「さっきお昼ご飯食べたけど、かき氷食べても良い?あんたも食べなさい、私が払うから!」そう言ってかき氷おごってくれて、それを食べながら、氷屋さんのおじさんと世間話を楽しんでいたのでした。

これから夏祭りや盆踊りやいろんな地域のイベントがありますね。
生まれた街ではないけれど、参加することによって地域性や街のよさを感じる事ができる気がしていて、個人的にも入居者と参加するのも、とっても楽しみです。
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  19 2018 09:35
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