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事例177『親孝行したいときに親はなし』の続き知ってる?

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母の日が近づいてきて、施設で工作のレクリエーションを行っていました。

折り紙でカーネーションを作って、花紙で包んで花束風に飾ってみました。
施設のおばあちゃんに手伝ってもらいながら、母の日のことについて話していました。

私「私は毎年母の日にプレゼントを贈るんですけどね。いつも迷うんですよ。」

おばあちゃん「そうなの。うちの子はいつもお花を送ってくるわよ。でもあなたのお母さん幸せね。そんなに考えてもらえるんだから。あなた親孝行よ。」

私「そうですかね…親孝行か、『親孝行したい時には親はなし』ってことわざ聞いたことあります。」

おばあちゃん「『石に布団は着せられず』って続きあるでしょ。冷たいお墓に後から布団を着せても意味がない。亡くなってからじゃ、後悔しても遅いから、元気なうちにたくさん親孝行してあげなってことね。
私の親は最後は病院の布団で亡くなってね。ずっと家で死にたいっていっていたのに、最後の布団は病院だった。ずっとそれだけが後悔でね。
なんで自宅に戻るという選択肢もあったのに、そうしなかったのか。介護をできる自信がなかったのと、姉弟もあなたが大変になるんだから、病院にいさせなさいって言ってくれて。
でも、今となっては、それこそまさにほんとの『石に布団は着せられず』よ。自宅の布団で最期を迎えさせてあげたかった。」

母の日の話題で、おばあちゃんの意外な話が聞けました。
行動したことの後悔よりも、行動しなかったことの後悔の方が大きいことがある、と言います。

気が付けば最近母に電話してないとハッ、と気が付いた今日この頃でした。
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  17 2018 08:00
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