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事例160 感染症対策にご協力下さい

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この時期、介護施設や病院などへ訪問される際に関するお願いごとです。

友人の務める有料老人ホームでは、冬場になると、業者でも家族でも、外から施設へ入る人は、必ず玄関先の洗面で手洗いとうがい、消毒、そしてマスクを装着してもらってから入ってもらっているそう
です。
インフルエンザなどの感染症を予防するためです。
ある日、入居者家族の男性が来所したので、ほかの方と同じように手洗いなどをお願いすると、不機嫌な顔をされて舌打ちされ、「いちいちめんどくせーな。」と言われてしまったそうです。

友人は「感染症対策で皆さんにお願いしているので、すみませんがお願いします。」と言うと、男性は渋々洗面所に行きました。水の音がさっとした程度で、うがいをしたのかな?と思うくらいの速さで戻ってきてそうです。
施設の入居者を守るためには、きちんとやっていただけるように声をかけるべきだとは思ったものの、疑っているようで、言えなかったといいます。

最近は、このような感染症対策は当たり前になってきてはいるのですが、友人の話を聞くと、まだ知らない方もいるようですし、面倒がる方も多いようです。

今一度、施設を訪問する皆さんにお願いがあります。
この時期は施設で行っている感染症対策への協力をお願いします。

施設や病院にいる入居者や患者さんたちは、感染症に対する抵抗力が弱い方々が集団で生活しています。そのため、誰か一人が感染すると感染があっという間に拡大する可能性があります。
高齢者の場合、症状が重度化してしまう危険もありますし、さらに、認知症など認知機能の低下がある方に感染してしまうと、他社との接触や衛生管理などのルールを守っていただくことなどが難しい場合もあり、さらに被害が拡大する可能性が考えられます。

入居者や患者、スタッフまでもが感染してしまったら、あっというまに負のループの出来上がりです。集団感染を収束させるのは本当に大変なのです。

各施設や病院では様々な対策をしています。

先日、私は知人のお見舞いに行こうと病院のホームページを調べると、『家族証』がなければ入館できません、と書いてありました。家族であるという証明書が必要で、そのほかの方は緊急時を除いて、入館できないとのことでした。遠方の病院だったので、調べてからでよかったと思いました。行ってしまってからでは、会えずにそのまま引き返すだけになってしまうところでした。

また、介護タクシーの方に話を聞くと、病院付き添いのために中に入ろうと思ったら、玄関先で検温を求められ、37度以下でないと入れません、と言われたそうです。

ある障害者施設では、家族ですら本人の部屋には入れず、感染症が流行している期間は、施設玄関もしくは決められた面会部屋でしか会えないようになっているのだそうです。

と言うように、対策も様々です。

もしも、そのような場所に行く機会があるのであれば、事前に確認してからの方がよいと思います。そして、感染症対策を求められたら、ぜひ嫌な顔をせず、会いに行く本人の為であると思ってご協力いただけますようお願いいたします。
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  18 2018 08:00
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