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事例132 家族との会話を増やす為のおばあちゃんのチャレンジ

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デイサービスで働く友人からこんな話を聞きました。
利用者のおばあちゃんが、スマホを使ってみたいと話し出したらしいのです。 おばあちゃんがスマホを使ってみたいと話したのには理由がありました。

その理由は、「家族と話をするきっかけを作りたい。」というもの。

おばあちゃんの家族は、息子さん夫婦と二十歳くらいのお孫さんが一緒に暮らしています。
お孫さんが成長していくごとに、家族の会話がどんどん減っていてさみしいと、デイサービスの職員にたびたび話をしていたのだそうです。

ある日、デイサービスの職員がスマホを操作していて、何でもできるのね〜と、感心していたおばあちゃん。
「私にも使えるかね…」と最初は冗談交じりに話していましたが、若いデイサービスの職員に、「デイサービスにもってきてくれたら、僕が教えてあげますよ」と言われたそうです。

そこでおばあちゃん、「もしかしたら、息子や孫にもスマホの使い方を聞いたりしたら、話をするきっかけになるかもしれない!」と思ったのだそうです。

そんな思いを持ちながら、息子さんに「スマホを使ってみたい」と話をしたら、「スマホなんて難しいの扱えるはずがない!」と、最初は却下されたのだそうですが、お孫さんがおばあちゃんの言葉に驚いて、「すごいじゃん、使ってみれば!!俺が教えてあげるよ!」と言ってくれたことがきっかけで、スマホを使うことになったのだとか。

もちろん、聞こえやすい・見やすい・わかりやすいの、らくらくホンだそうですが、購入から操作方法までお孫さんが熱心に教えているのだそうです。
たまに何度も同じ話を聞くので、煩わしそうにしている時もあるみたいですが、しょうがないな…という感じで、教えてあげているといいます。

もしかしたら、おばあちゃんはわかってて聞いているのかもしれませんね。

おばあちゃんなりの、家族の会話を増やす方法。
かわいらしいですね。
Category: 介護の現場から(事例集)
Published on: Thu,  06 2017 08:00
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