介護デザインプロジェクト

このブログでは、
介護の現場エピソードや、現在の社会問題について情報を発信していきます。

カゾクロ オンラインショップ

事例066 残す人、残される人の思いやり

グループホームに入居する90代の女性、Aさんの出来事です。
Aさんには4人の息子がいます。

しかし、うち2人は病気で早くに亡くなられたそうです。

Aさんは気分が落ち込んだ時や、亡くなった息子たちのことを思い出した時、いつもぽつりとこう言います。
「自分だけ長生きしてバカみたいね。」
少し微笑みながらも、表情には深い哀しみがにじみ出ていました。


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事例065 施設選びのポイント

「三食食べさせてもらって、お風呂も入れてもらって、
助かっていますが、会いに行くといつも寝かせられていて…」

「誕生日とかは祝ってもらっているみたいですが、日頃はぼーっと座っているだけのようで…」


これは、施設に入居している人の家族の声です。
施設に対してありがたさを感じている反面、何となく違うような…そんな声を聞くことがあります。

せっかく選んだ施設に不満を持ってしまうことは、家族にとって、とても悲しいことだと思います。
そのようなことがないように、施設選びの際に、大切にしてほしいことがあります。

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小学生向け 認知症サポーター養成講座開催

2016年3月22日(火)
日の出南児童育成クラブにて、小学生向け認知症サポーター養成講座を行いました。

学童に通う生徒1年生から4年生の約70名以上が参加してくれました。
「認知症」を知っているという子がとても多かったに驚きました。

どんな病気か尋ねてみると、
「記憶喪失になる病気!」
「分かんなくなっちゃう病気!」
「迷子になっちゃう病気!」
という認識のようです。

どうやって知ったのか聞くと、
「親に教えてもらった!」
「テレビで見た!」
とのこと、やはりテレビの影響力は凄いです。

認知症の症状を話していく中で、孫に会ったおじいちゃんが
「どなただったかな?」と言っているイラストを説明すると、
子供たちは、しーんと静まり返りました。
そして、
「マジ悲しい…」
「え、そうなのか…」と、自分のことに重ねた子もいたようです。

次は、クイズを通して“分からない”ということ、そして分からない人に対してどうやって教えるか?
ということを学んでもらいました。
自分は分かって当たり前のことが、分からない人もいること。
それを責めることなく、どう教えたら伝わるかを考えることの大切さを伝えました。

認知症の詳しい説明が掲載されたテキストを渡すと、皆興味津々に読みはじめ、とっても驚きました!
時々、脳のイラストを見たやんちゃな男の子が「きも!」
何ていう、子供らしい反応があったりして、ちょっと笑えました。

最後に「おじいちゃんおばあちゃんや困っている人がいたら、優しく出来そうな人!」
と声をかけると、全員「はーーーーい!」
と素晴らしい返事が返ってきました。

子供たちの真剣さに、大人も負けていられないな…
気持ちを改めさせられました。

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ビートニアって知っていますか?

2016年3月16日(水)
品川区 ファミリアガーデン品川さん(介護付き有料老人ホーム)へ伺いました!

このファミリアガーデンさんでは、市民の方も巻き込んだ、介護予防教室を開催しています!
しかも、施設長さん自らが考案した『ビートニア』という名前の体操を行ないます。↓こちらが施設長さん!

「ビートニア」とは、介護予防リズム&体操であり、いくつかの身体機能向上に効果的な動作を組み合わせ、昔馴染みの曲のループされる音楽に合わせ体操を行うといったものです。
単純な動作もリズムに乗せる事でダンスを踊っている感覚を得られるのが「ビートニア」の特徴です。

施設長さんは以前からダンスをされている方なんですね。
ダンスの要素と、身体機能向上の為の動作を組み合わせて、音楽に合わせて楽しく身体を動かそう!
というのが目的です。

いざ実践してみると、参加している皆さんの腕が自然に上がる!上がる!

ビートニアの音楽は、今日は♪上を向いて歩こう♪です。

しっかり運動して1時間、あっという間に楽しく過ぎていきました!
ご近所に住む参加者の方も、また次回来たいです〜といって帰られました。

超高齢化社会において、今後ますます、地域での健康維持活動が重要になっていくと思われます。
ふと通りがかった施設で市民の人が気軽に入ることが出来るイベントがあるってとてもいいな、と思いました。
来期からは、月に一回ミュージックセラピーと交互で行なわれるようですよ。
是非、施設の見学もかねて、ビートニア体験してみて下さい!!

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事例064 一緒に出かける喜び

暖かい日が増えて来て、桜の開花が待ち遠しくなってきましたね。

私が働いていたデイサービスでは、
短い桜の開花を「今しかない!」と、毎日色んなところへ外出を行ないました。

落ちてきた桜の花びらを大事そうに持って帰る可愛らしいおばあちゃんや、
ノンアルコールビールでも気分で酔っ払えちゃうおじいちゃん、
一句読みますか!と、突然俳句を考えるおばあちゃん…
それぞれに、楽しみ方は色々でした。

これからの季節は、桜・菜の花・バラ・藤…イチゴ狩りなんかもいいですね。
春を感じられるたくさんの楽しみがあります。
私たちのデイサービスでは、このような“外出”も重要視していました。

その理由の一つは、

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日の出南児童育成クラブ様 認知症サポーター養成講座

2016年3月7日(月)
認知症サポーター養成講座を開催しました。
場所は、浦安市日の出南児童育成クラブ様
クラブの先生方に向けての講座です。


「認知症についての基礎知識」「家族の気持ち」「私たちに出来ること」など
短い間でしたが、お伝えさせて頂きました。


道を歩いていて、認知症の方に気がつくことが出来るか。あれ?と思う人がいても、声をかけられるか。といったら現実は難しいことかもしれません。
認知症サポーターになったから、何かしなくては!と、思わなくてもいいのです。

お友達が親の介護で困っている。
親戚が介護サービスを使うことに迷っている。
一人暮らしのご近所さんが最近あんまり外へ出てないみたい。

そんなSOSに気がついて上げられる存在が地域に沢山広がってほしいと思います。
「何も出来ないかもしれないけど、話を聞くよ」
「浦安では、あそこに行くと専門的なアドバイスがもらえるよ」
「何か手伝えることはないですか?」

“身近にいる誰かの力になってほしい”
と思っています。

次回は、子供たちに向けて…
楽しくも、しっかり伝えてこなくちゃ!

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おこナイトVOL.7~今よりもっと家族になろうよ~

2016年3月6日(日)
おこナイトVOL.7~今よりもっと家族になろうよ~
in マリーナレストラン トリム

ご来場下さった皆様、いつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございました!
今回は、お子様連れ・家族連れの方も多く来てくれました。

最近は、以前見にきてくれた方が、同僚や家族を一緒に連れてきてくれることが多くなってきました。
とても嬉しいです。


一組だけご紹介。

この春中学生になる女の子が、お母さんと一緒に見にきてくれました。
何でも、お母さんが前回のおこナイトを見にきてくれて、持ち帰った『カゾクロ(家族年表)』、
その中に入っている私のオリジナル曲“Dear Family”を聞いてくれたことがきっかけだったそうです。
CDを聞いてから学校へ行ったり、この曲のことをお友達に話してくれたりしてくれているそうです。

嬉しすぎます。

お母さんからの話では、同居しているおばあさんや親戚のお年寄りのこともしっかりと理解しようとしてくれたり、お世話で大変なお母さんのことを一生懸命手伝ってくれるような、心優しい娘さんなのだそうです。
小学生にして、認知症サポーターの証“オレンジリング“を持っています。

私と会って少し照れくさかったのか、挨拶くらいで終わっちゃったけど、私が歌っている間カメラを向けてくれたり、真剣に話を聞いてくれている姿に、うるっと来てしまいました。

「親子でファンです。」
ライブの後、そうメッセージをくれました。
本当にありがとう。


おこナイトは、7回を終えました。
一番最初から理解をしてくれて手伝ってくれている前田さん・小島くん・木野村さん、そして何度も足を運んで下さっているお客様に心から感謝致します。

この活動について頂く声全てが、私の原動力です。
次回も新しい内容を考えつつ、またお知らせしたいと思っています。

またお会いしましょう!!

Category : おこナイト♪
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介護予防・認知症予防体験フェア2016 in浦安

2016年3月5日(土)
浦安市様よりご依頼を頂き、
『介護予防・認知症予防体験フェア2016 in浦安』にて
オープニングアクトとして出演しました。


チーバくんも応援に駆けつけてくれて心強かったです!

wave101の大ホールが満席。
浦安市の担当者の方は、
「市内からこんなにたくさんの方が見にきて下さることは、役所として呼びかけだけでは難しいと思います。このイベントに参加してくれた、NPO団体やボランティア、老人会、施設関係者などなど各団体の一人一人がお友達や地域の人たちに呼びかけてくれたからこそ、こんなにたくさんの方が集まったのだと思います。」
そう言っていました。


浦安市は範囲が狭く、とてもコンパクトな街です。
それも情報が行き渡りやすかったり、地域の繋がりが強い街づくりが出来ている理由の一つなのかな、と思います。

例えば、介護やこれからに悩んでも、この街にはたくさんの理解者と助けを求める場所がある。
そんなことを思わせてくれるイベントでした。

新町にはディズニーランドがあったり、元町には昔ながらの建物や商店が残っています。
未来と歴史を感じることの出来る、素敵な街です。





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事例063 家族だから

「デイサービスはやめさせていただきますから!お世話になりました!」

女性利用者Aさんの娘さんからの、突然の電話でした。
普段は穏やかな娘さんですが、電話の声はいつもと違ってイラだった様子でした。
理由を聞く暇もなく電話は切れてしまったのです…

一体どうしたのか、色んな考えが一気に巡りました。
もしかしてデイサービスが失礼な言動、対応をしてしまい、怒らせてしまったのでしょうか。


しかし、理由は全く違いました。

しばらくして、担当ケアマネージャーから連絡が入り、理由が判明しました。

その理由とは…


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事例062 認知症事故賠償訴訟から思うこと

認知症の男性が電車にはねられ、死亡した事故を巡る裁判。
JR東海は振替輸送などにかかった費用などの賠償を家族に求める裁判を起こしました。

1審2審はいずれも家族に監督義務があるとして賠償を命じていましたが、3月1日の判決で最高裁判所は、家族の賠償責任を認めない判決を言い渡しました。


この判決が出る前には、もしも家族に監督責任があるとされてしまったら、、、と、様々な見解があり注目されていました。家族は責任を負わないように、認知症の本人を拘束したり、家に鍵をかけて出られなくしたり、薬を使って行動を制限したりするような方へ行動が傾くのではないか、と懸念されていました。

しかし、今回の判決は、

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